いなばにっき

とある大学助手のだらだら日記

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App-V の検証環境を準備する

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Microsoft の App-V こと Microsoft Application Virtualization (旧称 SoftGrid)ですが、なかなか面白げ。ただ、先日も書いたように、
http://www.microsoft.com/japan/systemcenter/softgrid/default.mspx
にあるトライアルガイドをそのまま実行してもなかなかうまくいかないこともあったり。

てことで、自分とこの VMware ESXi サーバ上で仮想マシンたてて色々試しています。とりあえず今日のところは検証環境の準備(サーバの構築→各種インストール→動作確認)までをメモっておきます。どなたかのお役に立てば幸甚です。




■必要となるファイルのダウンロード


【App-V本体関係】


・Microsoft Connect ( http://connect.microsoft.com/ ) にサインイン。
「会員制プログラム一覧」→「サーバー」に「Microsoft Application Virtualization」があるので追加する。
・「Microsoft Application Virtualization」の「ダウンロード」の中の「2008/06/17 AppVirt Public RC Release」を選択し、
MSAppVirt_sequencer_setup_4.5.0.1305.exe 25.84MB
MSAppVirt_management_server_setup_4.5.0.1308.exe 21.51MB
MSAppVirt_wd_client_setup_4.5.0.1308.exe 23.16MB
をダウンロード。

【.NET Framework 2.0】


.NET Framework のサイト ( http://msdn.microsoft.com/ja-jp/netframework/default.aspx )の左側のメニューから「.NET Framework 2.0 Service Pack 1 (x86)」を選択→ダウンロード。

【Microsoft SQL Server 2005 Express Edition】


http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=5B5528B9-13E1-4DB9-A3FC-82116D598C3D&displaylang=ja
から入手。

【Windows Server 2003 Service Pack2 のISOイメージ】


http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=1b9fe9e4-1d57-4698-a5cf-db271ed6d90a
から入手。


■想定する環境


<サーバとクライアント>


sgdc:ドメインコントローラ。WindowsServer2003。192.168.10.1。
sgsv:App-Vサーバ。WindowsServer2003。192.168.10.2。
sgsql:SQLサーバ。MicrosoftSQLServer2005。192.168.10.3。
sgcl:App-Vクライアント。WindowsXP。192.168.10.10。
sgseq:App-Vシーケンサ。WindowsXP。192.168.10.20。

<グループ>


App-V Administrators:App-V管理グループ。
<要確認>ここに所属していると、APP-Vクライアントの設定とAPP-Vサーバの設定ができる。
App-V Users:App-V 利用者グループ。ここに所属していると、App-Vクライアントが利用可能。

<ユーザ>


apManager:App-V管理ユーザ
apUser01:App-V利用ユーザ1
apUser02:App-V利用ユーザ2
apUser03:App-V利用ユーザ3 (App-V Users グループに所属しないテスト用)

■前提となる作業


・すべての仮想マシンのOSはインストール済みで、WindowsUpdateにより最新の状態になっている
・準備が整った状態で、ESXiでスナップショットを取得している(後々テストに使うかもしれないので)
・必要となるファイル群はすべてドメインコントローラ上に保存しておき、Windowsファイル共有で必要なサーバに渡す。


■ドメインコントローラでの作業


【ActiveDirectoryドメインの構成】


・「サーバの役割管理」で「役割を追加または削除する」をクリック
・「最初のサーバーの標準構成」を選択して「次へ」
・「Active Directoryドメイン名」に「sg.local」を入力して「次へ」
・「NetBIOSドメイン名」が「SG」なのを確認して「次へ」
・DNSクエリはとりあえず「いいえ、クエリを転送しません」を選択して「次へ」
・この後は特に設定するところもなくそのまま進む
・自動的に再起動
・ドメインのAdministratorでログオン
・サーバの構成ウィザードが自動的に進行
・ActiveDirectoryの構成完了

【ユーザとグループの追加】


・「ActiveDirectoryユーザとコンピュータ」を起動
・sg.localに「App-V」という名前でOUを作成
・OU「App-V」に、グループ「App-V Administrators」を追加。グループのスコープは「グローバル」、グループの種類は「セキュリティ」。
・OU「App-V」に、グループ「App-V Users」を追加。グループのスコープは「グローバル」、グループの種類は「セキュリティ」。
・OU「App-V」に、ユーザ「apManager」を追加。パスワードは適当に。
・OU「App-V」に、ユーザ「apUser01」を追加。パスワードは適当に。
・OU「App-V」に、ユーザ「apUser02」を追加。パスワードは適当に。
・OU「App-V」に、ユーザ「apUser03」を追加。パスワードは適当に。
・グループ「App-V Administrators」にユーザ「Administrator」及び「apManager」を追加。
・グループ「App-V Users」にユーザ「apUser01」、「apUser02」、「Administrator」、「apManager」を追加。「apUser03」は追加しない。

【DNSの設定】


・管理ツールからDNSを起動する
・「逆引き参照ゾーン」を右クリック→「新しいゾーン」
・デフォルト値のまま「次へ」で進む
・「ネットワークID」に「192.168.10」を入力
・デフォルト値のまま「次へ」で進んで完了
・「前方参照ゾーン」→「sg.local」を右クリック→「新しいホスト」
・「名前」に「sgsv」を入力。IPアドレスは192.168.10.2。「関連づけられたポインタレコードを作成する」にチェックを入れて「ホストの追加」を押す。
・「名前」に「sgsql」を入力。IPアドレスは192.168.10.3。「関連づけられたポインタレコードを作成する」にチェックを入れて「ホストの追加」を押す。
・「名前」に「sgcl」を入力。IPアドレスは192.168.10.10。「関連づけられたポインタレコードを作成する」にチェックを入れて「ホストの追加」を押す。
・「名前」に「sgseq」を入力。IPアドレスは192.168.10.20。「関連づけられたポインタレコードを作成する」にチェックを入れて「ホストの追加」を押す。
・「完了」を押す
・「逆引き参照ゾーン」→「192.168.10.x Subnet」を右クリック→「最新の情報に更新」
・sgdc の逆引きエントリだけできていないので「192.168.10.x Subnet」を右クリック→「新しいポインタ」
・「ホストIP番号」の末尾に「1」を入力し、「ホスト名」に「sgdc.sg.local.」を入力。最後のピリオド必要。
・念のため、「SGDC」を右クリック→「すべてのタスク」→「再起動」でDNSサービスを再起動しておく。


■SQLサーバでの作業


【ドメインへの参加】


・「マイコンピュータ」を右クリック→「プロパティ」→「コンピュータ名」→「変更」と進む・「ドメイン名」に「sg.local」を入力
・ドメインのAdministratorの認証情報を入力
・再起動

【Microsoft SQL Server のインストール】


・ドメインのAdministratorでログオン
・NetFx20SP1_x86.exe を実行し、.NET Framework 2.0 をインストール。特に設定する必要項目なし。
・SQLEXPR_ADV_JPN.EXE を実行し、Microsoft SQL Server 2005 Expressをインストール。
・とりあえずしばらくはデフォルト値のまま「次へ」連打。
・認証モードは「混合モード」にしておく。sa ログオンパスワードは適当に。
・インストール終了
・SQL Serverのセキュリティ構成から「サービスと接続のセキュリティ構成」にすすみ、リモート接続を有効にする(TCP/IPとパイプ接続)。その後、「サービス」で再起動する(停止→開始)。
・SQL Server Browser サービスの「スタートアップの種類」を「自動」にして「適用」し、「開始」を押す。
・一応再起動しておく。再起動後、管理ツールから「サービス」を開き、「SQL Server」と「SQL Server Browser」が起動していることを確認する。


■App-Vサーバでの作業


【ドメインへの参加】


・「マイコンピュータ」を右クリック→「プロパティ」→「コンピュータ名」→「変更」と進む
・「ドメイン名」に「sg.local」を入力
・ドメインのAdministratorの認証情報を入力
・再起動


【App-Vサーバをインストールするための準備】


・ドメインのAdministratorでログオン
・「サーバの役割管理」を起動し、「役割を追加または削除する」をクリック
・「サーバの役割」で「アプリケーションサーバ(IIS、ASP.NET)」を選択して「次へ」
・「ASP.NETの有効化」にチェックを入れて「次へ」
・WindowsServer2003 のCD-ROMを要求されるので挿入。
・IISの構成終了
・NetFx20SP1_x86.exe を実行し、.NET Framework 2.0 をインストール。特に設定する必要項目なし。


【App-Vサーバのインストール】


・MSAppVirt_management_server_setup_4.5.0.1308.exe を実行し、Application Virtualization Management Serverをインストール。
・ここまでのインストールがうまくいっていれば、「Configuration Database」の画面で「Server name」に「SGSQL\SQLEXPRESS」が見えるはず。逆に言うと、これが見えていなければ何らかの問題があると考えて良い。
・データベースの設定画面では、「Create a new database」を選ぶ。DB名はデフォルトの「APPVIRT」をそのまま使う
・しばらくデフォルト値のまま「Next」で次へ進む
・Administrator Groupの設定では「App-V Administrators」を指定する
・Default Provider Groupの設定では「App-V Users」を指定する
・Content Pathはデフォルト値のまま先に進む
・インストール開始
・再起動

【共有フォルダ設定】


・ドメインのAdministratorでログオン
・「C:\Program Files\Microsoft System Center App Virt Management Server\App Virt Management Server\content\」を共有する。
・共有名は規定(content)のまま。
・アクセス許可は、Everyone フルコントロール。(多分実運用はこれじゃまずい。ここでフルコントロールなのはシーケンサからのパッケージ導入を容易にするため。)

【IISの仮想ディレクトリ】


・管理ツールから「IISマネージャ」を起動
・「規定のWebサイト」を右クリック→「新規作成」→「仮想ディレクトリ」
・エイリアス名は「softgrid」
・仮想ディレクトリのパスは「C:\Program Files\Microsoft System Center App Virt Management Server\App Virt Management Server\content\」
・「読み取り」と「ASPなどのスクリプトを実行する」をオンにする。

【IISの設定】


・「既定のWebサイト」を右クリック→「プロパティ」
・「HTTPヘッダー」→「MIMEの種類」に拡張子「.osd」、MIMEの種類「application/softricity-osd」を登録。

【管理コンソールからのアクセス】


・管理ツールから「Application Virtualization Management Console」を起動
・Application Virtualization Systems を右クリック→「Connect to Application Virtualization Systems」
・Web Service Host Name に「sgsv.sg.local」を入力
・「Use Secure Connection」のチェックを外す
・「Login Credentials」は「Use Current Windows Account」のままでOKを押す
・sgsv.sg.local を展開
・Applications の中のDefault Application を右クリック→「プロパティ」
・OSD Pathに「http://sgsv.sg.local/softgrid/DefaultApp.osd」を入力
・Icon Pathに「http://sgsv.sg.local/softgrid/DefaultApp.ico」を入力
・ShortCutsタブで「Publish to User's Desktop」にチェックを入れる
・OKを押す
※どうも不安定でたまに管理コンソールが落ちる

【DefaultApplicationを動かすための修正】


・C:\Program Files\Microsoft System Center App Virt Management Server\App Virt Management Server\content\DefaultApp.osd をメモ帳で開く
・<CODEBASE HREF="RTSPS:SGSV:332/DefaultApp.sft"... >
と定義されている部分を
<CODEBASE HREF="RTSP:SGSV:554/DefaultApp.sft" ... >
に書き換える。


■App-Vクライアントでの作業


【ドメインへの参加】


・「マイコンピュータ」を右クリック→「プロパティ」→「コンピュータ名」→「変更」と進む
・「ドメイン名」に「sg.local」を入力
・ドメインのAdministratorの認証情報を入力
・再起動

【Application Virtualization Desktop Client のインストール】


・ドメインのAdministratorでログオン
・MSAppVirt_wd_client_setup_4.5.0.1308.exe を実行
・すべてデフォルト値のまま「次へ」で先に進む
・インストール完了

【Application Virtualization Desktop Client の設定】


・管理ツールから「Application Virtualization Client」を起動
・Publishing Servers を右クリック→「New Server」
・Display Name に適当な名称を入れる。とりあえず「SGSV」。
・Typeを「Application Virtualization Server」にして「次へ」
・HostName に「sgsv.sg.local」を入力して「完了」
・SGSV のエントリを右クリックして、Refresh タブの中にある「Refresh」ボタンを押してみて「On Login」になれば成功
・デスクトップをみると、DefaultApplication のショートカットができているのでこれをダブルクリック
・正常に起動すればOK
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ESXi上のMicrosoft Application Virtualizationで遊ぶ(予告) ♪Buddy Holly♪

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Microsoft Application Virtualization ( App-V )というアプリケーション仮想化ソリューションがあります。なかなかおもしろそうなのでいろいろいじっていたのですが、ここしばらく、ずっと同じところでハマっていました。

今日、ようやく問題が解消したのでとりあえずメモメモ。細かいことは明日まとめるつもり。

とりあえずMSのサイトにあるトライアルガイドは読んでおくべきだし役に立つけど、ここに書いてあるとおりにやっても、きちんとSSL通信できる環境でないとうまく動かない。サーバ側にきちんとした証明書があれば違うのかもしれないけど、テスト環境でそこまで準備できる人はおらんでしょ。そのほかにも微妙に現状と違う部分があるっぽい。

【グループの問題】
トライアルガイドではグループを入れ子にする設定になっているけど、これは、ドメインコントローラが Windows2003 ネイティブモードで動いていないと実現できない。今回うまくいっているパターンでは2003ネイティブにしてみたけど、そうも行かない環境もあるだろうからちょっと別の方法も検討してみる必要アリ。

【検証用アプリのアイコンは見えるのにアプリケーションがロードできない問題】
これにハマりまくった。結果的には、起動確認に使う Default App がSSL通信を前提としているところに問題あり。DefaultApp.osd を直接メモ帳で開くと
<CODEBASE HREF="RTSPS:xxxxxx:332/DefaultApp.sft" ... >
と定義されているところがあるので、ここを
<CODEBASE HREF="RTSP:xxxxxx:554/DefaultApp.sft" ... >
としてやる必要がある。なお、xxxxxx の部分はサーバ名。このサーバ名はホスト名(NetBIOS名?)の部分しか記述されないっぽいので、クライアント側のDNSの設定で適切なプレフィクスをつけてやる必要がある。

ただし、上記の検証用アプリの問題は、自分でシーケンス作業をしてパッケージングするのであれば不要かもしれない。

とりあえず明日か明後日の夜、いろいろ確認してまとめる予定。明日はムスメの幼稚園のバザーで焼きそば担当(お父さんチームが屋台を出す)なので今日は早く寝なくちゃ。




本日のPV。Weezer の1994年のアルバム、"Weezer" から "Buddy Holly"。

なぜか日本語版のWikipedia には載ってないんだけど、この曲のPVはWindows95のCD-ROMに入っていて、みょーに気になっていました。MTVには現時点ではまだないけど、"My Name Is Jonas"も良い曲です。




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Author:いなば
とある私立大学のダラダラ助手。
機械には人格があると信じて疑わない。
最近、体脂肪率がすこ~し下がってとってもうれしい。

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